「心が疲れた」を表す英語のスラング6選
2024年03月22日
精神的・肉体的に疲れ果てた時には「tired」では表現しきれません。 この記事では英語ネイティブが使うスラングで「心が疲れた」を表す単語を紹介します。
Burned out
意味 : 燃え尽き症候群
"Burned out" は、主に仕事や日々の活動によって過剰なストレスや疲労を感じ、精神的、身体的、感情的に疲弊してしまっている状態を指します。この表現は、持続的なストレスによりモチベーションが低下し、生産性が著しく下がり、自分の仕事や活動に対して冷淡または懐疑的になる感覚を含むことがあります。"Burned out"は、職場環境だけでなく、学校、家庭生活、または他の社会的状況での過度の要求によっても引き起こされる可能性があります。
例文
After ten years in the job, I'm just burned out.
「その仕事を10年間やって、もう燃え尽き症候群だよ。」
Drained
意味 : 精神的・肉体的に疲れ果てる
"Drained" は、極度に疲れ果てたり、エネルギーが完全に消耗した状態を指すスラングです。物理的、精神的、感情的な疲労やストレスが原因であることが多く、個人がもはや活動に対して熱意や動機を感じられないほどの状態を表現します。この言葉は、長時間の労働、激しい感情的体験、または持続的なストレスの期間の後など、さまざまな状況で使われます。"Drained"は身体的な疲れだけでなく、精神的な疲労感を伝えるのにもよく使われる表現です。
例文
After the marathon, I was completely drained.
「マラソンの後、完全に力が抜けたよ。」
Fed up
意味 : うんざりしている
"Fed up" とは、ある状況や人物に対して極度に不満を持ち、耐えられなくなった状態を表すスラングです。この表現は、継続的な問題、反復する失望、または満足のいかない結果に対する長期間の忍耐の後に、もはや我慢できないという感情を示します。"Fed up"は、仕事、人間関係、または社会的な問題など、特定の状況に対する深い不満や失望が積み重なった結果生じる心情を捉えています。このフレーズは、変化を求める強い欲求や、現状からの脱却を望む気持ちを伴うことが一般的です。
例文
I'm fed up with the constant delays.
「絶え間ない遅延にはうんざりだ。」
Fried
意味 : 過剰に疲れる
"Fried" は、極度に疲れたり、ストレスや過労によって精神的にも身体的にも参っている状態を表すスラングです。この言葉は、長時間の勉強、過密なスケジュール、高いストレスを伴う作業など、精神的な集中や身体的な労働が長時間続いた後に感じる疲労やオーバーロードの感覚を捉えています。"Fried"は、脳や身体がもうこれ以上の負荷に耐えられないという極限状態を指し、しばしばリラックスや回復の必要性を伴います。この表現はカジュアルな会話でよく使用され、強い疲労感や消耗感を効果的に伝えます。
例文
My brain is fried after all those exams.
「あの試験の後で、頭がパンクしそうだ。」
Over it
意味 : うんざりする
"Over it" は、ある状況、人、または物事に対してもはや興味や関心を持たない、またはそのことによって引き起こされる感情に対して疲れ切っている状態を表すスラングです。この表現は、失望、イライラ、あるいは退屈など、何かに対して感じていたポジティブな感情がなくなった時に使用されます。例えば、反復的な日常のルーティンや解決不可能に見える問題、または長引く人間関係の問題に対して使われることがあります。"Over it"は、その人がその状況を超えて前に進む準備ができているか、少なくともそうしたいと感じていることを示します。
例文
I'm so over it, I don't even want to talk about it anymore.
「もううんざりだよ、それについて話すのも嫌だ。」
Wiped out
意味 : 完全に疲れ果てる
"Wiped out" は、極度に疲れ果てたり、完全にエネルギーが尽きた状態を指すスラングです。物理的、精神的、感情的な疲労や枯渇を示すのに使われ、個人が何もする気力を感じられないほどの疲れを表現します。この表現は、厳しい運動、長時間労働、ストレスの多いイベントの後や、睡眠不足など、体力や精神力を大きく消耗した後の状態に適用されます。"Wiped out"は、その人が回復のために休息や睡眠を必要としていることを示唆することが多いです。
例文
I was wiped out after the hike.
「ハイキングの後で、くたくたに疲れた。」