【2024年】アメリカで使われているスラングTOP10
2024年03月11日
アメリカ英語のスラングは、常に変化しています。 2024年現在、どんなスラングが流行っているのでしょうか? この記事では、ネイティブも使う最新スラングTOP10をご紹介します!
Boujee
意味 : 高級な趣味や生活様式を好む様子
「Boujee」は「bourgeoisie」(ブルジョワジー)の略語で、音韻的な変形から来ています。
この言葉は、もともと資本主義社会における中産階級または資産階級を指していましたが、スラングとしては、贅沢で高級な生活様式、または贅沢に暮らしている人々を指すのに使われます。
しばしば、物質的な豊かさや外見に価値表す言葉としても使用されます。
また、「Boujee」は特にヒップホップ文化や音楽の中で人気があり、その中では少しポジティブなニュアンスを持つことがあります。
これは、成功や富を楽しむこと、高級品や洗練された趣味を持つことの誇りを表現する場合に使われることがあります。
例文
She's so boujee, only drinking champagne on a private jet.
彼女はとても高級趣味で、プライベートジェットでシャンパンしか飲まない。
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「Boujee」を使った会話の例
Did you see Mike's new car? It's so boujee!
マイクの新しい車見た?めっちゃ派手で高級感あるよね!
Yeah, it looks expensive and luxurious. Totally not what I expected from him.
うん、高そうで豪華だよね。彼からは全然期待してなかったわ。
Right? I guess he's been saving up or something. It's really impressive.
だろ?きっと貯金してたんだろうね。本当に感心するよ。
Bussin’
意味 : 非常に良い、美味しい
「Bussin'」 は、特に美味しい食べ物を指して使われるスラングで、「非常に美味しい」「素晴らしい味」という意味を持ちます。
この言葉は、食べ物以外にも、何かが特に良い品質であるか、楽しい状況を表す際にも使用されることがあります。
例えば、美味しい食事に対して「This is bussin'!」と言うことで、その食事が通常以上に美味しいことを表現します。
若者の間で人気がある表現で、ソーシャルメディアや日常会話で頻繁に見られます。
例文
This pizza is bussin’!
このピザ、めちゃくちゃ美味しい!
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「Bussin’」を使った会話の例
Have you tried the new burger joint downtown?
ダウンタウンの新しいバーガー屋さん試した?
Yeah, their burgers are bussin'! Seriously, you need to try them.
うん、彼らのバーガーは最高だよ!マジで、試してみるべきだよ。
Sounds good, I'll check it out this weekend.
いいね、今週末に行ってみるよ。
Drip
意味 : かっこいいスタイル、ファッション
「Drip」は、ファッションやスタイルが非常に良い、特に高価でスタイリッシュな衣服やアクセサリーを指すスラングです。
この言葉は、個人のファッションセンスが「流れている」(つまり、とても良い)というイメージから来ています。
「Drip」には、ただ洋服が高価であるだけでなく、それを着こなす人の態度や自信、スタイルの良さなどの表現も含まれています。
例えば、「He's got serious drip.」と言えば、その人のファッションセンスが非常に良いということを意味します。
近年、特にヒップホップ文化やソーシャルメディアを通じて人気が高まっています。
例文
Your outfit has some serious drip.
君の服装、マジでかっこいいね。
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「Drip」を使った会話の例
Check out my new watch, got that fresh drip!
新しい腕時計を見てくれ、新しい装いだよ!
Oh wow, that's some serious drip. Looks expensive!
おお、かなりいいね。高そう!
Thanks! It was a bit of a splurge, but totally worth it.
ありがとう!少し贅沢したけど、全然価値があるよ。
Extra
意味 : 過剰、必要以上
Extra は、誰かが非常に過剰であるか、やり過ぎているという意味で使われるスラングです。
この言葉は、人の行動、性格、またはスタイルが必要以上に派手であったり、目立とうとしたり、大げさであると感じるときに用います。
例えば、日常的な出来事に対して過剰な反応を示す人や、非常に派手な服装をする人に対して「You're being extra.」と言うことがあります。
この表現は、カジュアルな会話で使われ、時には愛情を込めて、または軽い非難として使われることがあります。
例文
She's being so extra with her outfit today.
彼女、今日の服装でかなりやり過ぎてる。
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「Extra」を使った会話の例
Did you see her outfit today? It was so over the top.
今日の彼女の服装見た?めちゃくちゃ派手だったよ。
Yeah, she always goes extra with her fashion. But I think it's cool.
うん、彼女のファッションはいつも派手派手してる。でも、かっこいいと思う。
I guess you're right. It definitely makes her stand out.
そうかもしれないね。確かに目立つもんね。
Rent-free
意味 : 頭から離れない
「Rent-free」は、誰かの頭の中で、特定の人やアイデアが無料で「居住」している、つまり、相手の心や考えの中を占めている状態を表すスラングです。
この表現は、特に誰かが他人のことを過度に考えたり、誰かの行動や言葉によって強く影響を受けたりしている場合に使われます。
例えば、「You're living rent-free in his head」は、その人が他人のことを止められないほど考え続けていることを意味します。
このフレーズは、しばしば軽蔑的またはユーモラスな文脈で使用され、ソーシャルメディアや日常会話で人気があります。
例文
You're living in my head rent-free.
お前のことが頭から離れないんだ。
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「Rent-free」を使った会話の例
I can't stop thinking about the ending of that movie.
あの映画の結末のことを考えずにはいられない。
It's living rent-free in your head, huh?
あなたの頭の中で無料で住んでるってわけね?
Exactly! It just keeps playing over and over.
まさに!何度も何度も頭の中で再生されるんだ。
Salty
意味 : 不満を抱いている、イライラしている
「Salty」というスラングは、主に英語圏で使われる表現で、誰かが腹を立てている、苛立っている、または不満を持っている状態を指します。
もともとは海や塩と関連する言葉ですが、スラングとしての「Salty」は、特にゲームや競技、ソーシャルメディアの文脈で、失敗や不運、不公平な扱いに対する強い反応を示す人を指すのに使われます。
例えば、「彼はそのゲームで負けた後、すごくsaltyになった」というように使います。
例文
He's just salty because he didn't win the game.
彼はゲームに勝てなかったからただ不満を持っているだけだ。
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「Salty」を使った会話の例
Did you see how upset she got when she lost the game?
ゲームに負けたとき、彼女がどれだけ怒ったか見た?
Yeah, she was pretty salty about it. I guess it's hard to lose.
うん、それについてかなり塩対応だったわ。負けるのは辛いことだと思う。
True, but it's just a game. She'll get over it.
確かに、でもそれはただのゲームだよ。彼女もそれを乗り越えるさ。
Shook
意味 : 驚いている、動揺している
Shook は、非常に驚いたり、動揺したり、衝撃を受けたりしている状態を表すスラングです。
この言葉は、予期せぬ出来事や衝撃的なニュースに対する強い感情的反応を示す際に用いられます。
例えば、何か予想外のことが起こった時に「I'm so shook right now」(今、本当に動揺している)と表現することがあります。
Shook は、感情の深さや驚きの度合いを強調するために、特に若者の間で人気がある表現です。
例文
I was shook after hearing the news.
そのニュースを聞いて、本当に驚いた。
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「Shook」を使った会話の例
Did you hear about the earthquake last night?
昨夜の地震について聞いた?
Yes, I was totally shook. It was my first time experiencing something like that.
ええ、本当にびっくりしたわ。あんな経験は初めてだった。
I'm just glad everyone is safe. It was quite scary.
皆が無事で本当に良かった。かなり怖かったよ。
Vibe check
意味 : 雰囲気を感じ取る
「Vibe check」は、場の雰囲気や感情、または誰かの精神状態を確認する動作を指すスラングです。
この表現は、特にグループ内の雰囲気や個人がどのように感じているかを探る際に使われます。
「Vibe check」は、場の空気を読むこと、または人々がリラックスしているか、不安を感じているかなど、その瞬間の感情的な状態を確認する行為を意味します。
このフレーズは、友人同士の会話やソーシャルメディアでよく見られ、ポジティブな雰囲気を促進するための軽いやり取りとして使用されることがあります。
例文
Let's do a quick vibe check before we start.
始める前に、さっと雰囲気を確認しよう。
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「Vibe check」を使った会話の例
How's everyone feeling about the trip tomorrow?
明日の旅行についてみんなどう思ってる?
I'm all for it. Let's do a vibe check!
全力で賛成だよ。バイブチェックしよう!
Great! Everyone seems excited. This is going to be fun.
素晴らしい!みんなワクワクしてるみたいだね。これは楽しくなりそうだ。
Woke
意味 : 社会的な問題に対する意識が高い
「Woke」はもともとアフリカ系アメリカ人コミュニティで使われ始めたスラングで、社会的な不正や差別に対して意識が高い状態を指す言葉です。
この用語は、特に人種、性別、社会的正義などの問題に敏感であり、それらに対して積極的に声を上げ、行動を起こす人々を表すのに使用されます。
最近では、より広く使われるようになり、多様性や人権問題、環境問題などに対する意識を持つことを示すのにも用いられていますが、時には政治的などへの皮肉や批判として使われることもあります。
例文
He's very woke about environmental issues.
彼は環境問題について非常に意識が高い。
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「Woke」を使った会話の例
I can't believe how woke everyone is getting these days.
最近みんながどれほど社会的な問題に敏感になっているか、信じられないよ。
Right? It's important to stay informed and aware.
そうよね?情報を得て、意識的でいることが重要だわ。
Definitely. Being woke is all about understanding and respect.
まったくだね。社会的な問題に対する理解と尊重が、「目覚めている」ということの全てだよ。